安さには理由がある。郊外の多世帯住宅、その現実。
月の家賃は40,000〜60,000円(推定)。WH-01とWH-02で紹介した「ケースB」を、もう一歩だけ深掘りする。安い部屋の、昼と夜。
WH-02で家賃のケースを見た。Aは都心のワンルーム、Bは郊外の多世帯、Cはシェアとコシウォン。今回はBだ。
選ぶ人がいちばん多いのに、語られることがいちばん少ない選択肢。夢は新築、現実は多世帯。その現実を、数字と写真で見る。
まず数字。家賃40,000〜60,000円(推定)
郊外の多世帯住宅の家賃は、月400,000〜600,000ウォン(40,000〜60,000円)。推定値だ。2次ソースに基づく参考値で、地域と築年数で大きく変わる。
韓国の『多世帯住宅』は、日本でいう木造アパートに近い集合住宅。
管理費は別。光熱費も別。安いのは「家賃」だけ、というのが最初の現実だ。それと、家賃とは別に保証金も要る。多世帯・ビラでも₩5,000,000〜₩10,000,000(¥500,000〜¥1,000,000)ほどが目安で、家賃の安さだけで比べると、最初に動く現金の見立てを間違える。WH-01の初月コストと合わせて読むと、全体像が見える。

昼と夜は、別の街
昼は平和だ。洗濯物が干してあり、車が停まり、誰かの生活の匂いがする。何の問題もなさそうに見える。
夜は違う。街灯はまばらで、路地は暗い。駅から徒歩15〜20分。その道を、毎日ひとりで歩くことになる。
女性ひとりで住むなら、この「夜の顔」を見てから決める。昼に2回、夜に1回。足を運ぶのが、いちばん安い保険だ。

選ぶなら、ここを見る
街灯の数。CCTVの有無。コンビニまでの距離。1階は避ける。窓の鍵は二重か。チェックリストは短くていい。
不動産の人に聞くんじゃない。夜、その路地を歩いている女性に聞く。住んでいる人の顔が、いちばん正確なレビューだ。
それでもケースBを選ぶなら
「安さには理由がある」は、脅しじゃない。理由を知った上で選べば、ケースBは賢い選択になる。
浮いた家賃で、韓国語の学費を払う。浮いた家賃で、貯金を残す。安さの理由を知っている人だけが、安さを武器にできる。
安い部屋には、安い理由がある。知った上で選べば、それは賢い選択だ。
家は安さで選ぶものじゃない。理由を知って、選ぶものだ。
写真・文:SeoulSaver編集部
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